看護助手の仕事に就く機会があり、患者さんとお話しするなどして接する中で、病院での仕事の面白さややりがいを感じられました。だから子育てが落ち着いて、社会復帰をする際に「やってみよう」と思ったのは看護助手の仕事でしたし、当院は子どもたちの学校や保育園の送り迎えをする導線上にあったので、入職の機会を得て迷うことはありませんでした。
現在は看護助手として、病棟の分け隔てなく、2階のフロア全体に対応する業務を行っています。対応する患者さんは主に自分でできないことが多い方が中心で、オムツ交換や体位変換、入浴補助などを行っています。馴染みのある地名やお店の名前などを出してみると、共感できる患者さんが少なからずいます。そんな会話をきっかけに、患者さんが話したいことや聞いてほしいことを引き出して、喜んでもらったり、穏やかな気持ちになってもらえている様子を見るのはとても嬉しいことです。
患者さんとコミュニケーションを取る中で、笑顔が出るようになったり、退院できるようになった場面に立ち会えると、少しは自分も役に立ったのかな、とやりがいを感じられます。患者さんからもよく話しかけられますが、どうしても忙しくてその場で対応できない時には、用事を済ませた後には必ずその患者さんのもとへ戻ってお話に耳を傾けるようにしています。振り返ってみると、私の母親もヘルパーの仕事をしていて、私が小学生の時に母親の職場を見学に行ったことがあります。そんな母親の働く姿に憧れていたから、今の仕事に喜びを感じられるのかもしれません。
患者さんとのコミュニケーションもそうですが、当院では職種の枠を超えたコミュニケーションが活発なのも、大きな魅力ではないかと感じています。この患者さんにはどんな対応をするのがベストなのか、ドクターや看護師と会話を重ねる。それを患者さんやそのご家族とも共有する。そんなスムーズなコミュニケーションが当たり前に取れる環境だから、フレンドリーな雰囲気ができ上がっており、働きやすいのではないかと思います。そんな環境のもとだから、もしこれから入職して、なかなか仕事が覚えられなかったとしても、どうか諦めないで、根気よく仕事に臨んでみてほしいと思います。私はもちろん、きっとまわりの職員の人たちもみんなでフォローをしてくれると思いますよ。